
最近、物心ついた娘が口にする言葉があります。
「ママ、死んじゃうの?」
普段から、ママは一生治らない病気であること、
普通のお母さんと同じように動くことができないこと、
いつか失明する可能性があることを話しています。
小学生になり、娘もいろいろな考えを持つようになりました。
ただ、まだまだママが必要な時期です。
時々、ベーチェット病について簡単に説明するようにしています。
ふと、娘も不安になるようです。
それでも、
ベーチェット病の知識を少しずつ植え付けるように意識しています。
将来大きくなった時、私と同じように病気を持つ人たちへ、
偏見を持たないようにする私なりの教育方針です。
私はいつもこう答えます。
「悪くなったり、良くなったりすることもあるんだよ。
でも、誰よりも元気でいたいと思っているよ」
子どもはとても敏感です。
でも、子どもだからわからないと思い込み、
隠すことやごまかすことが一番よくないと思っているんです。
もし、
ベーチェット病のことをお子さんにどう伝えようと悩んでいる方は、
私の例を参考にしてみてください。
もちろん、お子さんの性格や年齢も考慮して、
自分なりにいいと思う方法で伝えてみてください。
きっと良き理解者となってくれるはずです。