
喉の違和感からいつも始まる体の変化。
症状が出るたびに、病院では血液検査が行われていました。
毎回ひっかかるのは、白血球の数と炎症反応。
一般的に、健康な人の白血球は8000以下。
私の場合、13000~15000の間を行ったり来たり。
体に目立つ症状がなくなっても、
血液検査では白血球の数値が下がらない。
医師は特に原因が見つからないとして、頭を抱えてしまう始末。
もともと白血球の数値が高い可能性もあるとして、
その場は処理されてしまいました。
炎症反応は、体のどこかに炎症が起きていると上がる数値。
血液検査ではCRPという言葉で表示されます。
一般的には、0.3以下が理想的。
血清中に存在するたんぱく質が、
炎症や細菌・ウイルス感染により増加するもの。
体のどこかに異常があると数値が上がるため、
病状を知るうえで大切な指針となります。
この2つの数値の異常となる原因がわからないまま、
頻発する症状と付き合い続けなければならなくなりました。
あまりにも頻回に繰り返す扁桃炎(へんとうえん)。
そのときの写しが出てきました。
宛先は、「感染症外来」
そう、この時はまだ感染症を疑われていたんです。
膠原病外来に辿りつくまで、長い長い道のりでした。