
口内炎の出現が激しくなり、
食事や会話に支障が出ていました。
主治医に何度か訴え、
ステロイドを増量することになり、早いもので1ヶ月。
調子がいいときは自分で調整するように言われていましたが、
この1ヶ月はとりあえず処方通りに服用し、再び受診しました。
「口内炎はどうですか? 」
と言われ、
そういえば出なくなった! と気付きました。
口内炎って症状があるときは本当に辛い。
でも、消えてしまえば、
そんなことがあったなと記憶が薄らぐ。
ベーチェット病の主症状でありながら、
出現に慣れてしまうものなんです。
「そういえば出なくなりました」
ひとまず、
しばらくは増量したまま過ごすことになり、
もう1ヶ月は同じ処方です。
ステロイドの増減は慎重になる医師が多いのですが、
今回は自分で調子を見て調整してくださいと、
あくまでも一時的な増量との判断でした。
ベーチェット病は波があって当然、
それと上手に付き合えるまでには時間もかかる。
それでも諦めないことが大事。
ステロイドが増えたと悩んでいる方も、
いつかは症状が軽くなると前向きになって、
闘病生活で暗くならないようにしてください。
私も波があっても、
今はきちんと生活が送れるようになっています。
みんな同じ。
いつかは出口があるのが、
ステロイドを使った治療ですから。