
頭炎を発症し、
喉の腫れや咳などの症状が出ました。
当初の診断は鼻風邪だったのですが、
急速に症状が悪化し、
喉頭炎という喉の炎症が起こる病気になったのです。
その後、処方された薬を服用しても治らず、
どんどん声が出ないという深刻な症状に……。
鼻から内視鏡を通し、
声帯の状況を確認する検査を受けました。
声帯が腫れて閉じることができなくなり、
空気が抜けてかすれ声になるのだそうです。
最終的な診断名は、声帯炎。
なぜ声帯の腫れが起こったのかははっきりわかりませんでした。
風邪から悪化し、
炎症が広がったとの見解でした。
たかが風邪と思っても、
意外なところまで悪くなることがあるのですね。
日常生活への支障もきたし、
過ごしにくい日々が続きました。
かすれ声で絞り出すように会話する。
相手は聞こえなくて不快、
私は話ができなくてストレス。
耳鼻咽喉科を再受診することになりましたが、
その前にやったのは、漢方薬の服用です。
響声破笛丸料という、
北日本製薬株式会社から販売されているものです。
インターネットでamazonや楽天でも購入できます。
この漢方はボーカリスト必須のアイテムだそうで、
のどの炎症を鎮める役割を持ち、
声の通りがよくなるものらしい。
クチコミも評判がいいので、
私が服用した翌朝はすぐに効果が現れ、
声枯れが少し楽になりました。
主成分をご紹介します。
ハッカ・レンギョウ・キキョウ・カンゾウ・アセンヤク・
ダイオウ・シュクシャ・センキョウ・カシ
耳鼻咽喉科では抗生物質や抗炎症薬などが処方され、
響声破笛丸料の併用も問題ないとの評価でした。
漢方薬の選び方は難しいとされていますが、
体質や体調に合うものを選ばなければならないからです。
響声破笛丸料は体力等級に関係なく服用でき、
北日本製薬のものは満量処方と濃厚なのも特徴でしょう。
声枯れの改善はすぐにはいかないものの、
声帯の腫れを鎮めるために、
なるべく声を出さない生活を送るのがベストです。
しゃべりたいのに声が出ないのは、
すごく辛いんですよね。
思いが伝わらないのですから。
困ったなと思ったときは、
この漢方を使ってみてください。
それから、
喉の保湿も忘れずに。
喉の腫れを鎮めるアズレン配合の喉スプレーや、
小林製薬の「のどぬーるぬれマスク」も保湿効果があって便利です。
ぬれマスクは、
就寝中も忘れずにやりましょう。
口呼吸になると、症状がより悪くなります。
口呼吸になっても、ぬれマスクをしておけば大丈夫です。
いつでも保湿を心がけ、
トローチやのど飴も使ってみてください。