ベーチェット病を治療しながら妊娠・出産・離婚も経験し、 育児・仕事もおこなうシングルマザーの奮闘記。 心豊かにベーチェット病と付き合うスローライフをご紹介!

menu

ベーチェット病と生きるシングルマザーのスローライフ

プール熱はどんなもの? 流行性角結膜炎との関連は?

学校や会社へ行くのはNGです。

先日、流行性角結膜炎を発症したお話をしました。

ものすごい感染力な上、治りにくい病気です。

ベーチェット病の場合、
眼病変でも目の充血が起こりますから、
もしかして? と違和感を感じて受診することもあるでしょう。

幸い、受診後の結果は、
ベーチェット病ではなく、流行性角結膜炎でした。

しかし、5日経っても治らない。

実際の充血具合をお見せします。
bechet267-1

びっくりするほど真っ赤です。

眼球そのものがむくんでいる感じがして、
まばたきのたびに痛みます。

おまけにまぶしい。

治らないなと思っていたら、
首筋のリンパが腫れ、
のどの痛みを感じるようになりました。

再び受診したところ、
流行性角結膜炎と診断されてそうした症状を併発した場合、
プール熱の疑いがあるとのこと。

プール熱と聞くと、
プールで移った病気では? と思いますよね。

しかし、これもウイルスの仕業で、
主な症状は、高熱(38度以上)・のどの痛み・全身のだるさなど。

もちろん、目の充血も起こります。

眼科では、流行性角結膜炎と診断されたと伝え、
内科での治療をしてくださいといわれました。

プール熱の別名は、咽頭結膜熱です。

まさにその名の通り、
咽頭部の腫れや痛みとともに、
結膜炎を起こす疾患となります。

学校や会社へ行くのはNGです。
bechet267-2

流行時期は、春から夏にかけて多く、
発症しやすい年代は1~5歳です。

しかし、ウイルス感染者が家族にいる場合、
飛沫や接触によって容易に感染してしまいます。

1人発症し、治った頃にもう1人、
そして落ち着いた頃にもう1人と長引きます。

従って、家族全体で治ったといえるのは、
1ヶ月先ということも想定できるでしょう。

インフルエンザよりタチが悪いのは、
充血には点眼薬をこまめにするしか方法がないことです。

インフルエンザは、タミフルやイナビルなどで高熱が落ち着き、
割と早期に回復するものです。

ただし、解熱後3日(大人は2日)までは外出が禁止です。
解熱後3日(大人は2日)までは外出が禁止

プール熱に関しては、目の充血が取れて、
感染力がないと診断されるまで行けません。

目の充血はご覧の通り、かなり広範囲で重症です。
周囲の人にびっくりされるほどです。

見ていただいたのが、点眼開始から5日目です。
どれだけしつこい病気かがわかりますよね。

原因となっているのは、アデノウイルスというもので、
風邪を起こしているウイルスの1つです。

ごく一般的なウイルスでありながら、
こうした部位に影響を及ぼす可能性もあるということを、
私たちは知識として知っておかなければなりません。

ここで、ベーチェット病の眼病変について触れたいと思います。

ベーチェット病で眼の病変が現れる時は、
目やにが出ない充血から始まります。

そして、目の痛みを感じるのはだいぶ先です。

詳しい検査は、眼底検査などを行う必要があります。

眼病変が起こった後は、白内障になるリスクも高まります。

防ぐためには、定期的に眼科を受診し、
病変の早期発見と早期治療が必要です。
病変の早期発見と早期治療が必要です。

理想として、
年1回は何もなくても眼科を受診すること。

できるなら、
精密検査ができる設備を整えた病院を選んでください。

町のクリニックでは限界があります。

私も今回の流行性角結膜炎になったことで、
久しぶりに眼科で検査を受けました。

何もなくて本当に良かったです。
治らないことはさておき……。

さて、プール熱についてですが、
潜伏期間というものがあります。

5日から1週間は要注意です。

のどの炎症がひどい場合、扁桃炎を併発する可能性もあり、
高熱が下がらないで辛いという方もいます。

しかし、ここで注意事項があります。

熱・のどの腫れは同時に出ても、
結膜炎を併発しない例もあるということ。

すべてが一致すれば診断も早い。
ですが、そうではない事例もあるのです。

今のところ、目の充血には点眼薬。
リンパの腫れには抗生物質という治療になっています。

ところが、アデノウイルスそのものには、
抗生物質は効果がありません。

抗生物質は細菌を殺す役割を持っていますが、
ウイルスは対象外です。

つまり、ウイルスに勝てる体を取り戻さないと、
回復は見込めないということでしょう。

アデノウイルスはどこにでもある病原菌で、
風邪から進行してプール熱になる場合もあります。

乳幼児は特に注意が必要で、
それを看護するお母さん方もより慎重な姿勢が求められます。
乳幼児は特に注意が必要

長引く病気ですが、
治癒しないことはありません。

ただ、高熱は4日以上継続する場合もあり、
熱せん妄などには気をつけてください。

ベーチェット病の私は、プール熱になったと同時に、
口内炎が多発するようになって、
口中がしみてものが食べられない事態となりました。

アフタ性潰瘍とは違う、
つぶつぶした口内炎です。

ただれというのが正しいでしょう。
いずれも、体調不良のサインです。

プール熱や流行性角結膜炎が治ったと思っても、
きちんと眼科や内科で治癒証明書をもらってください。

学校や保育園は提出が義務です。

会社は有給休暇を使わずに済む場合もあり、
治癒証明で有利になるでしょう。

この病気の面倒なところは、
症状消失後も1ヶ月くらいはウイルスを排出しているということ。

普通の生活をしていても、
誰かに移す可能性はゼロではありません。

ですから、せめて症状が落ち着くまでは、
外出を控えて周囲への配慮をしましょう。

 

関連記事

【PR】