
先日、息子が流行性角結膜炎になりました。
目が真っ赤に充血し、
眼瞼周辺が大きく隆起する症状です。
目やにも多く、
涙目がちになります。
たかが目と私も軽視していましたが、
一応眼科に行ってきました。
すると、初めてその病名を聞き、
なんとインフルエンザに相当する感染力で、
登園禁止令が発令。
しかも、治るまで1週間から10日、
ひどい場合だと1ヶ月かかるそう。
家族間の感染も要注意。
潜伏期間は1週間程度。タオルは共有せず、
目やにや涙をぬぐう際はティッシュで使い捨て。
こまめに手を洗い、目はこすらない。
脱いだ服は熱湯消毒が望ましいとのこと。
何もかもが驚き。
幸い、息子の治癒は早い方でしたが、
1週間後、見事に私が移りました。
目の充血は息子よりひどい。
とにかく目がかゆくて、
就寝中も不快感で目が覚める。
点眼薬の処方は、2つ。
抗炎症ステロイド水性混濁点眼薬・フルメトロン。
広範囲抗菌点眼薬・クラビット。
この2つが第一選択肢となります。5分置きに2種類を点眼し、1日4回が基本です。
発症から2~3日が最もひどくなります。
家族間の感染は、飛沫と接触。
入浴は一番後にした方が安全です。
とても感染力が強いため、受診はした方がいいでしょう。
同じ充血・かゆみ・目やにを発症するものでも、
アレルギー性結膜炎もあります。
ウイルス検査を眼科で実施していますから、
花粉が飛散する時期はどちらか自分では判断しにくいです。
しかし、流行性角結膜炎は登園も出社も禁止です。
パンデミックになり得る病気ですから、
治癒証明書が出るまでしっかり養生しましょう。
早く治したいなら、しっかり休んで、
栄養のあるものを食べること。
免疫力が上がらないと治りません。
急いで治したいと思っても、
目はなかなかケガのようにはいきません。
とにかく点眼。
ホウ酸やアイボンは、補助的な役割だそうです。
これらは、目の表面の汚れやほこりを洗い流すもので、
やりすぎによる結膜の炎症も報告されています。
ウイルスがあるときは、
あまりおすすめできません。
私もやろうと思ったのですが、
ネットで調べてよくないと分かったのです。
充血なんてあまりわからないだろう、
登園させてしまおうと思ったのですが、
目の腫れがひどかったので、
きちんと対処して登園は控えました。
息子がきっかけで、保育園に広がってしまい、
ほかのお母さん方に迷惑をかけるわけにもいきませんから。
学級閉鎖や園閉鎖なんて事態もあり得るでしょう。
怖い病気なんです。
保育園や幼稚園の病名一覧には、
医師の診断で登園可能となってからと、
どこでも表記されています。
目の充血と甘く見ず、
必ず受診して診断してもらってくださいね。