
5年ほど前になるでしょう。
私がまだ順天堂浦安病院の膠原病内科で治療を受けていた頃、
新薬として登場した生物学的製剤レミケードを使用しました。
点滴による投薬で、
2時間ほどかけて体内に取り込んでいきます。
7週に1回の外来で行い、
経口薬を減らしていこうとの試みから処方されました。
しかし、
その恩恵を感じることなく現れたのが、
顔のイボでした。
イボはとても根が深い。
顔のイボは嫌だと、
コンプレックスになっていることを伝え、
主治医に中止してもらうよう要請したものです。その後、皮膚科にも相談を始め、
イボの液体窒素凍結療法を行い、
焼いてイボを消していく治療が開始されました。
皮膚科は、自宅から近いクリニック。
順天堂浦安病院の准教授を務める若い先生で、
いつも親しみを持って治療にあたってくれます。
膠原病治療による副反応として、
特定疾患医療費助成の公費負担で、
2割負担の治療で受けさせてもらっています。
大変理解のある先生で、
私も全幅の信頼を置いていますが、イボは本当に長い戦い。焼いてもまた出現する。
だから、
繰り返し凍結療法をやっていくしかない。
化粧ノリも悪くなるし、
今でもコンプレックスです。
でも、続けていくしかないのです。