
以前ご紹介した「ヘルプマーク」を覚えていますか? ※その記事はコチラ
内部疾患や難病患者、
妊娠初期の人に携帯してもらうマークです。
都営地下鉄や都営バスが中心となり、交付しているものです。
たまたま都営地下鉄を利用した際、
ヘルプマークが欲しい旨を伝えて、
その場ですぐ受け取りました。
受け取った印象は、意外と大きい。
そして、赤がベースで大変目立つ。
最初は、妊婦マークのように小さいだろうと思っていたのですが、
ちょっと想定外の大きさにびっくりしました。
早速、愛用のバッグに取り付け、使い続けています。
感じたのは、やはり認知度の低さです。
装着開始から早いもので2か月。
これまで声をかけられたのは、1回だけ。
しかも、耳鼻咽喉科の看護師さんから。
「これ、なあに? 」
え? 看護師さんも知らないんだ!
ヘルプマークを病院関係者も知らないのなら、
一般の人々はもっと知らないだろうと思いました。
私がここで強調したいのは、本当に困っている人のため、
ヘルプマークをもっともっと広めて欲しいということです。
私はベーチェット病と椎間板ヘルニアとあり、
ヘルプマークを試験的に装着しています。
しかし、本当に辛い内部疾患を抱えている人は、
世の中にたくさんいるんです。見た目では決してわからない障害。
そして、配慮してもらえない悲しみと辛さ。
いざ、発作を起こしたときに、
ヘルプマークがあれば持病があることがわかる。
1人が2人に声をかけ、
その2人がまた2人に声をかけ、
どんどんヘルプマークを広めてください。
このヘルプマーク事業は、
東京都が中心となっている取り組みです。
私が感じたのは、
各都道府県で啓発活動をすべきだということです。
常々思っているのは、
難病だからといって人に甘えてはいけないということ。
ですが、
やはり健常者と同じように過ごせない場合もあります。
急に腹痛や関節の痛みが出てきたり、
めまいや吐き気に襲われたり。
人混みにいるだけで辛いこともあります。
自分でも予期せぬ苦痛に襲われることがあり、
お守り的に持っている方もいます。認知度が低ければ、
いくら都が配っても意味がありません。
単なるアクセサリーのようなものになってしまいます。
すごくもったいないです。
「これはなに? 」と、声をかけられたのは、
すごくいいきっかけだったと思います。
そこから広がっていくことが大切ですから。
私がこうやってヘルプマークをお知らせすることで、
世の中に浸透していければと思います。
もしかしたら、
あなただってヘルプマークが必要になるかもしれない。
大切な家族が必要とするかもしれない。
そうなったら、
決して無視できないですよね。
一人ひとりの意識改革と、
世間に認識を高めることに意義があります。これを読んでくださった方は、
どうぞ身近な人に伝えてください。
SNSでも広めてくださる方もいます。
どんどん情報拡散していきましょう。