
自分自身の闘病やこうした医療記事を書くことをきっかけに、
医療ドラマに関心を高く持つようになりました。
医療ドラマは、
監修が甘いと面白みと深みに欠けます。
私がすごくハマったのは、「JIN-仁-」です。
大沢たかお主演で、
現代の脳外科医が江戸時代にタイムスリップしたドラマ。
なんともすごいシチュエーションですが、
現代医学というのは素晴らしく便利で、
目覚ましい進歩を遂げてきたものだということを、
ドラマを通じて感じました。
何回も観ているのですが、その都度新しい発見がある。
注射針1つ作るのも、大掛かりな仕事でした。
聴診器も絵に描いたものを、真似て作る。
限られた中での医療で、
数多くの命が失われ、仁先生によって救われ。
現代に至るまで、
その時代ごとに新しい病気の発見があったのでしょう。
ベーチェット病の発見も、1937年でした。
当時はまだこれといった対処法もなかったのでしょうね。
今、私が服用している薬は、
ベーチェット病患者にとっては当たり前の薬です。
しかし、ここにたどり着くまで、
ものすごいたくさんの人が携わり、
膨大なる研究と失敗を繰り返してきたのだろうと思います。
そう思いながら、仁を楽しんでみています。
医学の発展と苦悩を、ぜひ観てください。