
私が人生の中でコンプレックスを抱いていたのは、
背中に出現した無数のブツブツ。
いつも、背中が汚いなって、
あまり見せたくないと思ったものです。
水着を着るときも、
髪の毛を伸ばしてなるべく隠してきました。
かゆみはあまりないのですが、
ブツブツとしたニキビのようなものばかり。
痕も残りやすい。すごく嫌でした。
そうした10~20代を過ごしてきて、
30代になってベーチェット病治療を開始し、
自然となくなりました。
気づいたら、背中がきれいになっていたのです。
もしかしたら、
年を取って乾燥肌になったからかなとか、
皮脂の分泌が減少したためかなとか思いました。
でも、最近になって気づいたのです。
そう、あれは毛嚢炎で、
ベーチェット病の薬で改善していたんです。
まさか、
背中のブツブツがベーチェット病のサインだったなんて、
症状が出ていたのですよね。
発症からもう10年近くが経とうとしています。
そこでようやく気づいたんです。
結果オーライですが、
今そうした悩みで苦しんでいるなら、
口内炎の出現の有無なども確認し、
膠原病内科の受診をおすすめします。
皮膚科でも大丈夫です。
早期に発見し、
コンプレックスを払拭してくださいね。