
夏の日差しは強いですよね。
暑い時期はベーチェット病の症状が軽くなる傾向があり、
多くのベーチェット病患者は油断しているのではないでしょうか?
毎日のお出かけ、きちんとUVケアはされていますか?
日光過敏症候群と言って、
膠原病患者がかかりやすい病気には注意が必要です。
屋外にいる時間が長いと、
皮膚が日焼けでやけどのような状態になります。
痛みや痒みがなくても、
皮膚は紫外線にさらされてやけどしているのです。
この日光過敏症候群がきっかけで、
関節炎を増悪させてしまうことがわかっています。
暑いから肌を露出したいという気持ち、
とてもよくわかります。
でも、日差しが強い時期は、
日焼け止めやUVカット素材の羽織物をするなど、少し工夫してみましょう。
症状が寛解していると、つい手を抜いてしまいがちです。
しかし、毎日浴びている日光が原因で、
膠原病を増悪させてしまってはいけません。
紫外線により、日に焼けた肌細胞を攻撃するため、
自己免疫活動が盛んになるためだと考えらえています。
夏は冷房で体が冷えやすく、
屋外との温度差で体調が崩れやすいため、
しっかり温度管理も行ってください。