
ゴールデンウィークを迎え、
子どもたちと遊ぶべく、仕事量を調整していた私。
休日初日、朝10時のこと。
ピンポーン……。
近所に住む娘のクラスメートの男の子が、
自分の姉と何の前触れもなく連れ立ってやってきました。
まだ、よく知らない姉弟友人に戸惑いましたが、
何の断りもなくズカズカと室内へ……。
それまで毎日学校が終わると遊んでいた二人。
子どもたちの出入りが多く、自宅で仕事をしている私は、
その慌ただしさに精神的に疲れ果てていました。
「暇だから来た! 」
えー、
うちは暇じゃないんですけど……と言いたい気持ちを我慢し、
昼休みを挟んでほぼ1日我が家で過ごした姉弟友人。
私って、すごくストレスに弱いんだなって思ったのは、
その日の夜。
急激な腹痛が襲い、
冷や汗と差し込むような痛みにもがき苦しむ始末。
へそ周りから始まり、徐々に右下へ痛みが移動。
もしかして盲腸? 嫌な予感を抱きつつ、痛みが引くのを祈るだけ。
翌朝になっても痛みが引かず、順天堂浦安病院の消化器内科へ。
腹部CTとレントゲンをしましたが、
特別な異常は見られませんでした。
盲腸ではないとの診断もいただき、腸炎ということでした。
処方されたのは、抗生物質・整腸剤・胃酸抑制剤・痛み止めだけ。
幸い、時間の経過とともに、5日ほどで痛みが落ち着きました。
でも、腸炎にしては長かった気がします。
ゴールデンウィークは何としてでも遊ばねば! という、
執念で治った感じです。
精神的なストレスは、体の免疫力を弱めます。
私もはっきり体調に現れてしまいました。
ベーチェット病では、
腸管ベーチェットという特殊病変もあります。
腸管ベーチェットは下痢・下血・吐き気などを伴います。
腹痛にもいろいろな痛みがありますが、
腸管ベーチェットは深刻な症状を引き起こすことで知られています。
いつもと違う痛みなら、絶対診察を受けるべきです。
普段診察を受けていない病院なら、
必ずベーチェット病であることと服用している薬を伝えてください。
何でもなければそれでよし! で検査を受けてみましょう。