
私は喫煙者です。
1日に1箱くらい吸っています。
喫煙と口内炎って、一見関連のないものだと思いますよね。
私もそう思っていました。
最近になって、とても気になる症状が出て来たんです。
私はいつも右寄りの唇でたばこを吸う癖があるんですが、
その唇やそこから吸い込んだ煙が当たる口腔内粘膜に、
口内炎ができることに気がついたんです。
たばこと口内炎。たばこの煙は熱を帯びており、
吸い込んだ煙は口腔内を乾燥させてしまいます。
そのため、乾燥した部分が炎症を起こしやすいんです。
喫煙習慣のある方は、
いつも同じ位置でたばこを咥えることが多いはずです。
日常的にたばこに含まれる煙を吸い込み、
有害物質が乾燥した口腔粘膜へダメージを与えてしまい、
やけどに似た症状を引き起こすとされています。
ベーチェット病にもアフタ性潰瘍と呼ばれる口内炎が起こりますが、
喫煙者の方に多いのはニコチン性口内炎だとされています。
治療法として挙げられるのは、喫煙習慣の見直しです。
しかし、禁煙は難しいですよね。
たばこは百害あって一利なしといわれるほど、利益を生まないものです。
私も喫煙と禁煙を繰り返しながら、今も止められずに喫煙を続けています。
喫煙に頼ってしまうのは、やっぱりストレスを解消するため。集中力を持続させる目的もあります。
仕事中の眠気覚ましにも、今の私には有効な手段です。
体に悪いと知っていながら止められないのは、
ニコチン依存症が原因だとされています。
禁煙外来も増えてきていますが、
やっぱり禁煙って大変なことだと思います。
強い意思と絶対的な目標が必要です。
ただし、ニコチン性口内炎の予防策として
口腔内の乾燥を防ぎ、ビタミンBを多く摂取するように勧められています。
喫煙後はうがいや口の中をすすぐことで乾燥状態を防ぎます。口腔内に付着したニコチンなど有害物質を、
うがいで洗い流すことができるメリットもあります。
食物から摂取することが理想的ですが、
サプリメントでビタミンBを積極的に取ることもいいでしょう。
アフタ性潰瘍とニコチン性口内炎はとても似ているため、
見分けが難しいかもしれません。
ベーチェット病にすでにかかっている方は、
なかなか症状が改善せず、長引いてしまう傾向があります。
自己判定が難しい上、早期改善が見込めないのなら、
歯科医院や口腔外科などへの受診をしてください。
私も再発しないよう、
少しずつ本数を減らす努力をしていきたいと思います。