ベーチェット病を治療しながら妊娠・出産・離婚も経験し、 育児・仕事もおこなうシングルマザーの奮闘記。 心豊かにベーチェット病と付き合うスローライフをご紹介!

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ベーチェット病と生きるシングルマザーのスローライフ

胎児の成長が止まる。子宮内胎児発育遅延とは?

子宮内胎児発育遅延とは?

私の長女を出産するまで、いくつかの壁にぶつかってきました。

妊娠後期から心配されたのは、妊婦検診を受けても胎児の成長が乏しいこと。

加えて、私のベーチェット病疑いもあり、
出産後万が一胎児にもしものことがあっても、
町のクリニックから新生児ケアが行える病院への搬送までの移動時間が邪魔をして、
手遅れになる可能性を指摘されていました。

妊娠9ヶ月を迎えても、1600g台から成長が進展しないことで、
クリニックの医師は決断しました。

そのクリニックで夜間のお産を担当していた、
東京女子医大八千代医療センターで管理していくこと。

そして、藁にもすがる思いで、
紹介を受けて東京女子医大八千代医療センターに入院することになりました。

母体をなるべく安静した状態を保ち、
成長を細かく確認していく診察が日々行われました。

今日は何グラム増えただろう。計測結果と毎日にらめっこ。

小さく生まれ、私の安定しない体調が影響して、
何らかの障害が出るのではないか、とても不安を感じていました。

障害があるお子さんでも、その子の持つ個性を生かして、
のびのび成長していることは多くの事例を見て理解していました。
計測結果と毎日にらめっこ。

問題としていたのは、小さく生まれたことで、
きちんと母乳やミルクを飲む力があるかどうか、
私自身体調不良もあり、十分なケアを与えてあげることができるかどうか。

結局長女は、2110gで出産しました。
平均より大幅に小さなベビーでした。

哺乳能力が著しく悪く、初めての育児に四苦八苦しましたね。

出産時に私がした選択は、無痛分娩。

平均より小さな胎児が、お産の途中で心音停止などのトラブルがあった場合に、
帝王切開にすぐ切り替えられるよう、硬膜外麻酔を使った無痛分娩を選びました。

幸い、帝王切開に切り替えることなく、無事出産。

お腹から出てきた長女は、割り箸のように細く折れそうな手足。
片手にすっぽり収まってしまう小さな体。

普通の赤ちゃんなら体に合ったサイズで用意されている産着が、
長女は袖を二折りしてもあまるほど、肉体的な差を感じずにはいられませんでした。

靴下も用意していたものでは大き過ぎて、
慌ててミニチュアサイズを探してもらいました。

小さく産んで大きく育てるという言葉がありますが、
今では平均身長と体重で、ほかのお友達と何ら体格差を感じることなく、
すくすく成長しています。

出産は何が起こるかわからない。

胎児発育遅延という病名がついたことで、
県民共済に加入していた私は、保険給付を受けることができました。

お産は人によって異なります。

トラブルがあればすぐに主治医に相談し、
ベビーにとって十分なケアが受けられる施設を紹介してもらうことも大切です。

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