ベーチェット病を治療しながら妊娠・出産・離婚も経験し、 育児・仕事もおこなうシングルマザーの奮闘記。 心豊かにベーチェット病と付き合うスローライフをご紹介!

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ベーチェット病と生きるシングルマザーのスローライフ

嫌な予感的中! 一度目は子宮外妊娠

shikyiigai

私って、なんだか悪い予感がするときは結構当たるんです。

妊娠に向けていろいろなアプローチをしてきたけれど、
すんなり成功するような気がしていなかったんですね。

生理が遅れて、妊娠検査薬を早々に使ったら陽性反応。

でも、線がうっすら出ている感じだったので、
ぬか喜びできないなって思っていました。

嫌な予感的中! 一度目は子宮外妊娠

結果、3週間後に子宮外妊娠と判明。

私たち夫婦は千葉県市川市に移住し、私は32歳になっていた頃。
ずっと、家の近所にあるクリニックで不妊治療を受けていました。

私はちょっと変わっているのかもしれませんが、
そこの院長先生ではなく、週に1回アルバイトに来ている先生を選んで診てもらっていました。

年配の方ですが、第1印象が好きだったからです。

このときからもう何年も経っていますが、
未だに検診などでこの先生の診察日を狙って病院を訪ねると、
先生は私を覚えていてくれます。



「おう、久しぶりだね」
いつも満面の笑みで手を挙げて。

この一言で、この先生を選んでよかったなって思っています。

子宮外妊娠だとわかったとき、この先生は言いました。

「このクリニックだと手術できないから、僕の勤務している病院においで」
そう言って、自分の外来日を教えてくれました。

子宮外妊娠がわかったときの感想。
「ああ、やっぱりこんなもんだな」

がっくりより、予感的中する自分に驚きました。

さまざまな壁を乗り越え、ようやく辿り着いた妊娠。
神は最初に必ず何かしら私をお試しになる。

いつも何かしようと思うとそう。

凹んでばかりもいられません。

この先生の勤務する病院は、産婦人科がメインの比較的大きな病院でした。
まさに、捨てる神あれば、拾う神あり。

自分でもよくわからないけれど、おかしなところで巡り合わせがいいんです、私。

子宮外妊娠は、
早めに処置しないと卵管などの本来着床すべきではない組織で胎児が成長してしまい、
破裂などを起こしてしまう危険性があります。

知らずに放置しておくと、大量出血などを起こして、
ショック状態になることもあるそうです。
神は最初に必ず何かしら私をお試しになる。

という知識だけは持っていたのですが、先生は意外とのんびり。

「大丈夫だよ。ゆっくりして行って」
なんて、入院の手続きをしてくれました。

簡単に子宮外妊娠克服のアプローチをご紹介しますね。

子宮外妊娠は、
掻爬(そうは)してお腹の中のものを掻き取る手術をしなければならないんです。

第1アプローチは、子宮口から器具を使ってお腹の中をきれいにする手術。

子宮内がきれいになっても、まだ妊娠反応がなくならなければ、
今度は卵管に着床していると判断します。

そして、第2アプローチは、開腹して卵管から胎児を取り出す手術を再度行います。

私は、2週に渡って両方を行いました。
子宮外妊娠だけでおよそ3週間の入院。

妊娠というのは、本当に奇跡的なものなんだなって思いました。

今でも、このときの傷は恥骨の上にうっすら白く残っています。
帝王切開したかのように。

ちゃんと水子供養にも行きました。

摘出した胎児(?)というよりも、
直径1cmほどの丸い不思議な物体を見ても、いまひとつ実感が沸きませんでした。

小さなプラスチック容器に入れられ、回すところんころんと音を立てる。
胆石や尿管結石の大きいもの。そんな印象でした。

悲しいという気持ちはあまり起きなかったのも、
この物体がベビーにはとても見えなかったからかもしれません。

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