
3不妊治療を始めて半年ほど経過。
タイミング療法なんて当てにならなそう。
ハナからそう感じていた私。
時を同じくして、我が家は夫の転勤を機に引越すことになりました。
新潟県長岡市へ。
長岡市は広大な自然に囲まれた田園地帯。
私が引っ越したマンションを取り囲むように、田んぼがずらり。
日本の美味しいお米はここから発信されるのね~なんて、呑気なことを考えてみたり。
実際暮らしてみると、田植えの時期は会社員の方々も、
親族の田植えの手伝いで忙しそうにされていました。
不妊治療の場として選んだのは、長岡中央総合病院。
頑張れば歩いていけるし、何よりそこしかなかったのが1番の理由です。
あえて、育良クリニックから紹介状はもらいませんでした。
診察時に今までの経過を話し、そこで勧められたのは、卵管造影検査。
検査だからと甘く見て挑んでみたものの、痛い!
強烈に痛い!
この卵管造影検査は、不妊治療の原因究明にも役立つもの。
卵管が詰まっていると、うまく排卵されず、受精しないからです。
造影剤を子宮口から管を使って注入していきます。
おそらく詰まりが若干あったのでしょうか……?
人生で1番痛い出来事でした。「もういいです! やめてぇぇぇ」
造影剤のおかげで、卵管の通りがよくなったそうですが、
腰が砕けそうで歩けませんでした。
夫に連絡し、いい歳して泣きべそかきながら帰宅したのでした。
幸い、卵管に異常はなかったようです。
ひとまず、安心? でした。