
30歳で結婚した私。
現在は元夫となりましたが、お相手は14歳年上でした。
結婚後、半年しても妊娠しない。
夫の年齢的な問題もあり、
こうのとりがやってくるのを待っていたらまずいのでは? と、
私たち夫婦は不妊治療に挑むことに。
まだ、この段階ではベーチェット病の疑いに留まり、通院もしていませんでした。
東京都目黒区在住だった私たちは、
タレントさんの出産でも有名な、
「医療法人社団晴晃会 育良クリニック」を受診しました。
有名クリニックということで若干緊張と、
不妊治療の知識もないまま、なんとなく診察室へ。
担当してくれたのは女医。
「急いでます? 」
急ぐ……とは?
そう聞かれるとなんとなく答えてしまう。
「いえ、別に」
ぶっきらぼうなやりとりでした。
急いでないならタイミング法といって、
生理周期に合わせて性交を行う方法を取り入れるとのこと。
「まぁ、排卵誘発剤って方法もありますけどね」
不妊治療初心者の私たちはさっぱりわからず、
いわれるままに体温記録表を渡されました。
ここから最初の妊娠まで、実に2年の歳月を費やすことになります。
「急いでます? 」
もっと丁寧に説明してくれたら、
無駄な時間を使わずに済んだのかな……またもや恨み節、いけませんね(笑)