
ベーチェット病でも、
妊娠・出産は可能だと以前にもお伝えしました。
妊娠で気になるのは、
胎児の発育につれて起こる体重の増加です。
産婦人科でも、今はすごく厳しく管理されます。
それ自体が、ストレスになることもあるでしょう。
加えて、妊娠中は薬の投与が制限されますから、
ステロイドだけに絞るという選択を取ることが多いようです。
ステロイドの副作用として、
食欲増進や脂肪がつきやすくなるというものがあります。
妊娠中は、健康な人でさえ食べ過ぎてしまう傾向にありますよね。
ステロイドを飲んでいる人だと、
食べたものが脂肪となって太りやすくなります。
だから、普通の人以上に体重管理には注意が必要です。
私も肥満傾向になった経験の持ち主。
長男を出産した順天堂浦安病院は、
体重管理が緩やかだったこともあり、ちょっと増えすぎてしまいました。
それでも、12kg増までに抑えたつもりです。
出産の際に産道が狭くなってしまい、
難産になりやすいので、体重管理が必要なんです。
それから、一度増えた体重を落とすのは非常に困難であり、
強い意思を持って努力することが必要なんです。
肥満は、病気の悪化や別の病気発症を誘引するもの。
低脂肪で高タンパク質の食事を心がけてください。