ベーチェット病を治療しながら妊娠・出産・離婚も経験し、 育児・仕事もおこなうシングルマザーの奮闘記。 心豊かにベーチェット病と付き合うスローライフをご紹介!

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ベーチェット病と生きるシングルマザーのスローライフ

病院に行けず悩んでいた私が活用した保育園一時利用

病院に行けず悩んでいた私が活用した保育園一時利用

長女が生まれてから、初めての育児でバタバタしていました。

私がベーチェット病の確定診断を受けたのは、長女出産後2カ月が経過したころ。
産後の体調不良と睡眠不足ではっきり言って苦しかったです。

足のむくみもひどく、すねを押すと凹みが戻らないほど。
私が確定診断に至ったきっかけは、結節性紅斑が出現したからです。

それも長女の出産で入院した病院を退院する日に。
下肢全体に広がる赤い発疹にぞくっとしましたね。

今から退院という時に産婦人科医を呼び止めました。
「じんましんかアレルギーでしょう」

いやいや、そんなはずは…と思いながら退院。

しかし、発疹があまりにひどく、手伝いに来ていた母も心配そうでした。
母にはベーチェット病の疑いがあることは伝えていなかったんです。

驚かせてはいけない。親不孝になると思っていたからです。

長女が寝ていた隙に、母に促されて皮膚科に行きました。

皮膚科医は見てすぐに、ベーチェット病の症状だと告げ、
膠原病内科受診を勧めてくれました。

しかし、大学病院まで行くことは、
乳飲み子がいる私にはハードルが高かったんです。

退院後は育児に追われ、
ようやく順天堂浦安病院に診察に行けたのは産後2カ月が経過してから。

そこで皮膚科で診断された結節性紅斑の話をして、やっと確定診断に至りました。

しかし、授乳中とあって薬などの処方もなかったんですね。

日々続く口内炎や微熱などと戦いながら、あっという間に数ヶ月が経過。
長女も10カ月になり、自己主張も強くなっていました。

チャイルドシートに座ってくれず、ベビーカーにも乗ってくれず。
どんどん病院が遠のいて行きました。

体調が悪いのに病院に行けない。ずっと長女を恨んでいました。

あまりにも辛く、
たまたま住んでいたマンションのベランダから電柱広告が目に入ったんです。

「心療内科」

育児に疲弊していた私は思い切って受診しました。

「かわいいと思う心のゆとりがない」
ベーチェット病のことも話すと、診察は受けた方がいいとのアドバイス。

「保育園に預けたら?」

ドキッとしました。育児放棄しているような罪悪感を抱いてしまって。

その心療内科医は今でもお世話になっていますが、
その場で診断書を書いてくれました。

近くの保育園を探して手続きするように。

私は本当にラッキーだったんですが、
自宅から一番近い保育園が一時利用することができました。
近くの保育園を探して手続きするように。

公立の保育園で保育料も安く済みます。

私の精神的な状態と持病について聞くとすぐに受け入れてくれました。

自治体によって異なりますが、
私の住む地域の保育園一時利用は月15日まで可能です。

時間は9時から17時まで。料金は1時間300円です。
別途、食費が1日300円で、昼食とおやつを食べることができます。
哺乳瓶で授乳もしてくれます。

療養目的で利用することができ、
4歳で幼稚園に入園するまでお世話になりました。

定期的に診察を受けることも可能になり、肉体的負担も軽減されたものです。

最初は、子どもを保育園に置いて帰宅することに罪悪感でいっぱいでした。

保育園の先生は、送るときは「いってらっしゃい」
迎えにいくと「おかえりなさい」
そう声をかけてくれます。

でも、子どもを送った後は自宅に戻ってのんびりするだけの私。
仕事で預ける人とは違う。
後ろ髪を引かれるような気持ちで、毎日扉を閉めて教室を後にしました。

体調不良で公園に連れていくことすらままならない。

子どもにとってどちらが健全だろう。
長女はあっという間に保育園に馴染み、
送りに行くとすぐに私から離れて遊び出すようになりました。
最初は、子どもを保育園に置いて帰宅することに罪悪感でいっぱいでした。

ベーチェット病を安定した状態で維持できたのも、
育児ストレスを抱えずに済んだのも、保育園に助けられたからです。

大学病院に小さな子どもを連れて何時間も待つのは大変です。
でもやってのけてしまうお母さんもたくさんいます。

横目で見ながら、いつもすごいなって尊敬してしまいます。
私はできなかったから。

もし、闘病生活を送りながら育児に苦戦している方がいたら、
私は保育園を利用することをおすすめします。

病気になったことで家族に迷惑をかけている。
そんな気持ちになることもありますよね。

だから家事や育児は精一杯やらなくちゃいけない。
どんどん無理していってしまう。

でも、体調が悪化したらもっと迷惑をかけてしまうんです。

入院になったら?

いろいろなことを考えると、日中は家事だけをこなして育児を休む。
長女が帰宅したらたくさん話しを聞いてあげる。
今思えば、長女は地域に育てられたと言っても過言ではないと思います。

体調が悪く送迎ができない時は、
近所に住む市のファミリーサポートに登録した方にお願いすることもありました。

まだおしゃべりができない頃から今まで、いろんな方に成長を見守られています。

保育園の一時利用は、自治体のホームページから確認することが可能です。
月に15日までの範囲なら、週1回だけの利用もできます。

子どもを抱きながら買い物するのもしんどい時期がありますよね。
関節痛がひどい時には、歩くのも億劫になるものです。

無理せず、時には人に甘えてみるのもいいと思います。

保育園の一時利用、ぜひ活用してみてください。

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