
市販でも販売されるようになったロキソニンは、以前は処方薬でした。
ベーチェット病に限らず、口内炎・関節痛・頭痛など炎症を鎮めて、
痛みを緩和する作用を持つ、消炎鎮痛剤の代表格です。
幅広い方に処方されるようになったロキソニンですが、
最近ニュースでも報じられた副作用追記があります。
国内での臨床症例を集積した結果、
重大な副作用が起こり得ることが判明したからです。
厚生労働省による追記内容は以下の内容です。
「小腸・大腸の潰瘍に伴い、狭窄・閉塞が出現し得る。
十分な観察を行い、悪心・嘔吐・腹痛・腹部膨満などの症状が出現した際は、
直ちに投与中止して適切な処置をすること」
重大な副作用と聞いて、
ロキソニンの服用が怖くなった方もいるのではないでしょうか?
重大な副作用とは、高い確率で起こるものではありません。
しかしながら、もともとロキソニンは副作用が起こりやすく、
消化器症状を起こしやすいものです。
さまざまなニュースを見ましたが、医師の処方に変わりはないそうです。
痛みを抑えて炎症を鎮める2つの効果があるロキソニン。
ないと不安という方も多いことでしょう。
過剰摂取・薬物依存などがない限り、特に問題はありません。
私もこのニュースを聞いて一瞬心配になりましたが、
今まで通り使用できそうです。
闘病中の方も安心して、処方通りの服用を続けても良さそうですね。