
ベーチェット病と同じ膠原病で、全身性エリテマトーデスをご存じですか?
近年増え続けている病気です。
メディアでも頻繁に取り扱われるようになり、
私自身とても関心を寄せている病気の1つ。
全身性エリテマトーデスは、別名SLEと呼ばれています。
発熱・倦怠感・食欲不振・皮膚や関節の症状が現れます。
特徴的なのは、頬に広がる蝶のような紅斑。
耳や首にも紅斑が現れます。
ベーチェット病と同じように、口腔内潰瘍を発症します。
違いは、ほとんどの口腔内潰瘍が有痛性ではないこと。
遺伝する傾向も見られ、家系に免疫疾患や膠原病を患っている方がいると、
発症する可能性が高いとされています。
発症する年齢は20~40歳が多く、
妊娠や出産をきっかけになるケースも増えているようです。
私もベーチェット病を発症したのは、
妊娠や出産が1つのポイントになっています。
女性の体は変化が激しいですよね。
初潮を迎え、妊娠・出産を経験し、更年期そして閉経へ。
著しく変化していく体とホルモンバランス。
目には見えないけれど、年齢とともに体は大きく変わっている。
病気はいつ発症するかわかりません。
今話題になっている遺伝子検査キット・MY CODEは、
全身性エリテマトーデスのチェックもできます。
将来の予測を兼ねて、活用してみてください。
そして、今増えている全身性エリテマトーデスへの理解を深めることも、
私たちが予防や対策としてできることの1つではないでしょうか?