
膠原病は、
診断まで時間がかかるとともに、
風邪に見間違う初期症状が続きます。
さまざまな症状があり、
一定の評価ができない限り、
確定診断が難しい病気です。
今でこそ、
膠原病はメジャーな言葉となりましたが、
それでも疑いのまま診断がなされないことも多いです。
膠原病とすごくよく似た症状を持つ病気はいくつかあり、
その中でも初期症状が共通している病気をご紹介します。
家族性地中海熱です。
38℃以上の熱が数日続き、関節の痛みを感じます。
改善したかと思えば、
定期的に同じような症状を繰り返すのが特徴です。
家族性と名付けられているのは、
遺伝性要因が強いためです。
膠原病と同じ、自己免疫疾患に該当します。
受診は、
内科だと風邪と診断されてしまう可能性が高いです。
風邪対応で改善しないなら、
膠原病内科を受診してください。
家族性地中海熱は、
内科医でも診断が難しく、発見が遅れる可能性があります。
熱や関節痛といった症状だと、
風邪としか受け取ってもらえない場合が多いです。
しかし、定期的に続くということは、
体内に何か異常事態が発生しているということ。
風邪ではありません。
おかしいと感じたら、
膠原病内科へ紹介状を書いてもらうのがベストです。