
ベーチェット病患者のみなさん。
そして、すべての闘病体験を持つ方へ。
今、募集中の医療体験を作文にして応募する、
体験記コンクールのお知らせです。
新聞広告をきっかけに知ったコンクールで、
私も応募しようと思っています。
400字詰め原稿用紙5枚(2000文字)以内、
小学生なら3枚(1200文字)以内です。
下記にコンクールの詳細を記載します。
・テーマ:病気・ケガにまつわる思い出、
介護経験、医師や看護師とのエピソード、医療介護体験記など。
・主催:日本医師会、読売新聞社
・後援:厚生労働省
一般の部で優秀なる1作品には、
厚生労働省賞、日本医師会賞、読売新聞社賞が贈られ、賞金50万円もあるそうです。
詳細は、特設ホームページに記載されています。
郵送またはインターネット申し込みが可能です。
私もベーチェット病闘病体験のほかにも、
子どもの病気やケガ、両親の闘病など、さまざまな体験をしてきました。
中でも最も感激したのは、30歳を過ぎてから、
実に25年ぶりに行った実家近くの歯科医院での思い出。
25年もの歳月を経ていながら、幼少期だった私の紙カルテがまだ残っており、
歯科医師も私のことをよく覚えていたことでした。
病院は敷居が高いと感じることもあり、
医師は特別な存在のように感じることが多いですよね。
特に、大学病院ならもっと。
膠原病で闘病している方の多くは、
かかりつけ医より大学病院を受診する機会の方が多いと思います。
大学病院は数多くの患者を短時間で診察していかなければ、
とてもその日の診療を順調にこなしていくことはできません。
診察が流れ作業のようになってしまうことも、当然あるわけです。そんな中でも、患者は一人の人間として医師を見ている。
そして、それに応えてくれる瞬間もあるはずです。
嬉しかったこと、
もっとこうして欲しかったと感じたこと、辛かった思い出。
人の数だけ、闘病には物語があっていいと思います。
体験記を書くということは、自分の人生を振り返り、
今後をどう生きていくかを考えるターニングポイントになるはずです。
闘病中はがむしゃらで、時には自暴自棄になり、
死にたいと思うこともあるでしょう。
決して、美化して書く必要はないと思います。今まで辛かった分だけ、
これから先の人生をよりよいものにするためにも、
この機会に応募してみてはいかがですか?
締め切りは、2016年10月12日(水)必着です。
自分史を書くつもりで、
自分の思いを伝えるつもりで、気軽に応募してみてください。
入賞者の発表は、2017年2月上旬の読売新聞にて。
私も賞金50万円を狙って書いてみます!(笑)