
2011年3月に東日本大震災があり、先日は熊本で地震が起こりました。
私たち日本人は、常に地震への備えをしておかなければなりません。
決して他人事ではないことを、身を持って感じました。
地震への備えというと、
水・非常食・着替え・オムツ・乾電池などを思い浮かべますよね。
では、普段飲んでいる薬はどうでしょう。
手元にあるのは処方されている分だけ……という方がほとんどです。
私は、飲み忘れることもあるのですが、
なぜか薬が余るという現象に戸惑いを感じていました。
しかし、2011年3月11日の東日本大震災の後は、
3月13日に診察予定でした。
順天堂浦安病院は液状化が進み、
病院正面玄関は大きなダメージを受けていました。
幸い、大病院は大きな病院への備えも万全で、
病院としての機能に影響はあまりなかったようです。
通常の検査ができない・電力消費を抑えるための節電・
節水のためにトイレの使用を制限などはありました。
ガソリンがうまく供給されていなかったため、
いつもは車で通院していましたが、
片道50分の時間をかけて自転車で向かいました。今思うと、薬にゆとりがあれば、
余震の恐怖が襲う中に病院へ行く必要はなかったのにと感じます。
だから、私はなぜか出てしまう薬の「余り」を、
震災への備えと捉えるようにしています。
それと同時に、歯ブラシを非常用に用意しておくことを大切にしています。
口腔内の雑菌は、体内の臓器へさまざまな悪影響を及ぼします。
震災時は水不足が懸念されますので、
口腔内を衛生的に保てるマウスウォッシュも活用してみてください。
震災は誰にでも起こりうること。
いかに災害への備えができているかで、心のゆとりが変わります。
ぜひ参考にしてみてください。